減災デザインプランニング・コンペ2015

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災害からの被害を少しでも減らすため、私自身、日頃から何をしておくべきか。
それはどうしたら進むのか。

開催要旨

「減災」とは、避けることのできない自然災害に対し、その被害をできるだけ少なくするための備えを進めようという考え方。デザインの視野からこれを捉えたコンペティションです。「減災」と「デザイン」との関係性を洞察し、これからの社会に「減災力」を浸透させるための提案をお寄せください。


2015 テーマ

「そなえを進めるデザイン」

 いざというとき、命を守り、生き抜くための備えを日頃から進めておくべき、ということは誰もが分かっていることですが、例えば、非常持ち出し品を揃えて自宅におくということをひとつとっても、なかなかできないことではないでしょうか。

 備えを進めようとするとき、「何に対しどう備えるべきか」という課題があります。また、仮に備え方がわかっていたとしても、「どうしたら備えが進むのか」という課題もあります。デザインの力でこれらの課題を克服してみてください。

 いざという時のためにどんな備えをしておくべきか。またどんな仕掛けがあればその備えが確実に進むのか。まずはあなた自身の減災を進めるために、考えてみてください!


減災 × デザイン

 「減災」とは…?災害への対策を表す「防災」に並ぶ新しい言葉として、近年使われるようになった概念です。決して抑止できない自然の猛威。しかしそこから私たちの被る被害を最小限に止めるためにできることは多様にあります。そうしたあらゆる工夫や行動を示している言葉でもあります。この考えを追求すると、自然災害は、いざ起こった時の対処ばかりでなく、日頃から私たちが普段の生活にどのようなことを取り入れておくことが効果的なのかを考えることの大切さが浮かび上がります。「減災」についての詳しくは、当ウェブサイトや一般情報でもご確認ください。

当コンペティションは芸術工学会が主催しています。