減災デザイン & プランニング・コンペ2016

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デザインの力で減災に寄与できることはあるだろうか?

開催要旨

「減災」とは、避けることのできない自然災害に対し、その被害をできるだけ少なくするための備えという考え方です。

各地で起こる洪水、火山、地震、津波などの災害から被害を減らすには、どんな発想が必要なのでしょうか。

このコンペティションでは、プロダクトデザイン、グラフィック、建築、医療、まちづくりなど・・・様々な分野での「減災」に向けたデザインやプランニングを募集します。

自分とその周りの人々の減災力の向上のため、あるいは社会への減災力の浸透のための提案をお寄せください。


2016 テーマ

「減災の推進」

 私たちの暮らしにある、施設・設備・道具・情報とその機器、人とのコミュニケーション、そしてそれをとりまく環境。これらのどこに着眼しても構いません。いざという時に災害からの被害を軽減させるため、具体的な効果を出しうると考えられる策を、日頃から暮らしの中にもたらしておくために、私たちの生活環境全般を見渡しつつ、何か改善改良、改革するためのアイディアを発案し、プレゼンテーションしてください。

なお、今回のコンペ用に新たに発案するだけでなく、これまで個々人、各大学・ゼミ等で取り組んだ研究成果を、提案の仕様に則り整理してエントリーいただくことも歓迎します。(ただしこれまで他のコンペに応募していない内容に限らせていただきます。学会等での発表については不問です。)


減災 × デザイン

 「減災」とは…?災害への対策を表す「防災」に並ぶ新しい言葉として、近年使われるようになった概念です。決して抑止できない自然の猛威。しかしそこから私たちの被る被害を最小限に止めるためにできることは多様にあります。そうしたあらゆる工夫や行動を示している言葉でもあります。この考えを追求すると、自然災害は、いざ起こった時の対処ばかりでなく、日頃から私たちが普段の生活にどのようなことを取り入れておくことが効果的なのかを考えることの大切さが浮かび上がります。「減災」についての詳しくは、当ウェブサイトや一般情報でもご確認ください。

当コンペティションは芸術工学会が主催しています。